移動時間を同僚とのディスカッションに使うという意識を持ってもらうことは重要ですが、話し合う中身は、当面の案件ではなく、業務全般に関することが良いと思います。
例えば、組織内での意志決定の方法についての意見交換とか、行動や評価の指針となる価値観について、様々な課題を処理するための最適な人材は誰か、特別な情報や支援を得るには誰のところへ行けば良いかなど、普段は目先の案件に関する情報交換に終始しがちですが、移動中のスキマ時間を別の発想で仕事のやり方を振り返る時間に使うことで、少しづつ好ましい変化を生み出せるかも知れません。