高度な情報公開を恐れず、そのことに、積極的に価値を見いだす文化を醸成するのは大切なことです。
掲示用の壁を用意しつつ、もし使用したら罰を受けると思われているのでは、意味がありません。
オープン・ソースによる開発が成功していることからも、単に社内だけでなく、社内外での情報公開も視野にいれた文化が主流になっていくのではないでしょうか。
また、最近はSNSなどで、企業に働く人の書き込みからその企業の内情が見透かされるという事態も増えていくでしょう。
情報をどう規制するかという議論と同時にどう共有していくかという観点でも議論する必要があります。
情報の賞味期限がより短くなる傾向を考えると、公開を恐れているうちにその情報自体が陳腐化することも充分ありえます。